モッテコイの遊びから人とワンコのコミュニケーションに気付かされた

ワンコと一緒に暮らしていると、ワンコが見せる表情の違いがわかってくるようです。ボクもレオくんの表情の違いが少しづつわかってきて、ある程度はレオくんの気持ちが想像できるようになってきました。そうすると、なんとなくレオくんとコミュニケーションが取れるようになったような気がしていました。

ところが先日、コミュニケーションが取れていると思っていたのは、実はボクの勘違いだったのではないかと思う出来事がありました。

続かないモッテコイの遊び

モッテコイの遊びがありますが、レオくんは上手に遊ぶことができません。ぬいぐるみを投げると喜んで咥えて持って来るのですが、咥えたぬいぐるみを放そうとしないのです。2~3回ぐらいならどうにか咥えたぬいぐるみを放してくれるのですが、後が続きません。

多分レオくんは、咥えたぬいぐるみで追いかけっこや引っぱりっこをするものだと思っているようです。だから、ボクが手を差し出して「チョーダイ」と言ったところで、咥えたぬいぐるみを放そうとしないのです。そのときのレオくんは理解不能といった表情をしています。

どうにか2~3回はモッテコイができたとしても、最後にはレオくんが追いかけっこに持ち込もうとして、逃げるような仕草をしてしまい遊びは終わってしまいます。


ぬいぐるみを使ってモッテコイの練習をしています

簡単だったモッテコイ

モッテコイの遊びでは、レオくんが咥えたものを放した瞬間に思いっきり褒めていました。ですが、レオくんを観察していると、咥えたものを放すということがわかっていないようでした。

ふと先日、モッテコイの遊びをして咥えたぬいぐるみを放した瞬間に、オヤツ(この場合はトリーツという?)をあげてみました。すると、2回、3回と繰り返しても簡単にモッテコイができました。投げたぬいぐるみを咥えてもってきてポトリと放して、「早くチョーダイ」という表情で見上げてきます。

なんとまあ、簡単だったことでしょう。

要するに、今までは咥えたものを放したら褒めていたのですが、それがレオくんには全然伝わっていかったということです。ボクが一方的に「伝わっているはず、わかるはずだ」と勝手に思い込んでいただけだったのです。

人の価値観を教えることではない

そもそもワンコにしつけをするというのは、人の価値観を教えることではなくて、ワンコの習性を利用して好ましい行動をするように仕向けて習慣づけしていると考えられます。

ところが、ある程度しつけができて好ましい行動ができるようになると、価値観が共有できているような錯覚に陥ってしまうものなのかもしれません。ワンコに言葉が通じたりボディランゲージが伝わったりするという思い込みです。もちろん、少しの言葉やボディランゲージを確かに覚えますが、それはほんの僅かなのです。

なので、レオくんに何かを教えようとするなら、ワンコの習性を利用するという観点を忘れてしまっては上手くいかなくなってしまうというわけです。

おそらく、人とワンコのコミュニケーションというものは、人と人のそれとは少し違ったものなのではないかと思うのです。

モッテコイから、そんなことに気付かされました。

 

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