飼い主の責任とは
犬を飼うにあたっては、狂犬病予防法や動物愛護法、自治体の条例などの法律によって飼い主に義務を課しています。
そればかりではなく、犬を飼うことで飼い主の責任が生まれることを自覚する必要があります。
犬に対する責任や人間社会の中で飼う責任などです。
具体的には次のような責任です。
終生飼育
犬は命ある動物であり、オモチャや道具ではありません。
将来、事情ができて飼えなくなったというのは、あまりにも無責任といえます。
また、病気だからと手放すのは、命ある動物を軽んじていると言わざるを得ないでしょう。
飼う前に十分に考えてから決めることが大切であり、一旦飼い始めたなら終生面倒をみなければならないことを自覚するようにしましょう。
ふんの持ち帰り
現実に飼い犬のふんを持ち帰らない飼い主がいます。
一部の心ない飼い主のために、犬の飼い主のみんなが白い目で見られてしまうこともあるのです。
犬のふんは絶対にもちかえるようにしなければなりません。
迷惑をかけない
万が一にもあなたが、「犬のことだから仕方ない」と考えていたとしたら、それはあなたの勝ってな言い分でしかありません。
犬の鳴き声、臭い、抜け毛、ふん尿の放置は、周りの人には迷惑でしかありません。
地域の中で生活していることを自覚して、迷惑がかからないようにしなければなりません。
放し飼い禁止
「ウチは吠えたり咬んだりしないので」などといって、放し飼いするのはルール違反です。
どんな犬であっても、放し飼いはしないようにしましょう。
迷子にしない
実際に迷子犬が多くいます。
迷子になってしまうのは飼い主の責任であることを自覚し、飼い犬が迷子にならないよう普段から対策をたてておくことが大切です。
特に、雷などの大きな音や台風などの自然災害時の対応は重要となります。