ワクチン注射

予防注射は3つに分けられます。

  1. ワクチン注射
  2. 狂犬病予防注射
  3. フィラリア注射

この中で、2番の狂犬病予防注射だけは狂犬病予防法で義務付けられており、1番と3番は任意となっています。

ワクチン注射

一般に接種時期は、生後60・90・120日の3回とされています。

そして1年後に接種し、その後は3年ごと(もしくは毎年1回)に接種するのが良いとされています。

生後に3回接種するのはなぜ?

赤ちゃんは母犬からもらう抗体があって、移行抗体と言います。
移行抗体がある時期は、ワクチンを投与しても免疫を作れません。

そのため移行抗体が消滅する時期が問題になるのですが、その時期の特定が難しく、42日~150日と個体によってバラバラです。

本来なら個体ごとに検査すれば済むのですが、手間と費用がかかります。

現在一般的になっている方法は、無駄になってしまうことを承知で3回の摂取を行うようになったのです。
60・90・120日に接種するとされていますが、日本ペットショップ協会基準では初回の接種時期を50日程度としているようです。

空白期間

ワクチンの1回目と2回目を済ませたからと言って安心できません。

例えば、生後60日に2回目を接種した場合で、仮に移行抗体があったとしたらワクチンが無駄になります。 そして、もし65日目に移行抗体が消滅したとしたら、3回目を接種する90日目までの25日間は無防備状態になります。
これが空白期間です。

ですから、3回目のワクチン接種を済ますまでは、外出や他のワンちゃんなどとの接触は避けるように心がけましょう。

3年に1回で良い?

これまでは毎年1回の接種が勧められてきましたが、いろいろな研究が進み、ワクチンの接種間隔について見直しがされました。
その結果、生後数回の接種をした後の1年後に1回と、その後は3年毎の接種というサイクルに変わってきています。

ワクチンは長い免疫期間を持つことがわかってきています。また、ワクチン接種には病気の予防という効果がありますが、反面、犬の負担や副作用というリスクが無いわけではありません。
こういったことから、3年に1回で良いと言われるようなったのです。

このような見直しがある中ですが、今でも毎年1回の接種を勧める動物病院があります。
接種は義務ではなく任意ですので、最終的には飼い主の判断で決めることになります。

当サイトとしては、ワクチンの接種をする前に抗体検査をしてから接種するかどうかを決められることをオススメします。